PCについての覚え書き

※これらの覚え書きは、記述者がわかる(思い出す)ことに要点をおいてますので、詳細について知りたい方は、他のサイトなり文献なりを当たってください。


Windows11 編


[右クリックをWindows10以前にもどす]

1. 以下のレジストリファイルを実行する。元に戻すには、コチラ


Windows10/11 Home 編


[ローカルアカウント(Microsoftアカウントを使わない)でセットアップする]

1. 電源を入れ、セットアップを始める

2. 国名とキーボードの設定をする

3. ネットワーク接続の画面になったらShift+F10を押してコマンドプロンプトを出す(反応しないように見える場合はウィンドウが後ろに隠れている場合があるので、機種に応じてやり方は違うが何とか最前面に引きずり出す。)

4. cd oobe [Enter]を入力

5. BypassNRO.cmd [Enter]を入力。(この直後、自動的に再起動がかかる。)

6. 再度最初からセットアップの開始となるが、今回はネットワークの接続にて「今は接続しない」の選択肢が与えられるので、これを選べばローカルアカウントでの設定が可能となる。


WindowsVista 編


[WindowsMailの送信トレイに残っている文書が削除できず、受信できない]

1. 「wmutil151.zip」をダウンロードし、適当なフォルダに展開する。

2. 展開されたフォルダ内にある「WMUtil.exe」を実行し、「CHANGE」ボタンでメールのデータベースを選択する。

3. 「OUTMAILBOX」ボタンをクリックする。

4. 結果が成功なら電源OFFし、再度電源投入しWindowsMailを実行、送信トレイを削除する。結果が失敗なら、ググる


Windows2000Pro/XP 編


[ハードウェアの安全な取り外しを行う]

タスクトレイから「ハードウェアの安全な取り外し」アイコンが消えてしまった時。

1.「ファイル名を指定して実行」を表示させる。(「Windows」キー+「R」が手っ取り早い。)
2.「%windir%\system32\rundll32.exe shell32.dll,Control_RunDLL hotplug.dll」を入力して、「OK」。
3.ウィンドウが表示されるので、該当機器を外す。


[NetBEUIを使用する]

WindowsXPよりNetBEUIプロトコルを標準でサポートしなくなってしまった。とはいえ、必要な時もある(たとえば、HomeEditionでネットワークリソースを使いたい時とか)。

1. \VALUEADD\msft\net\netbeui内にある「Netbf.inf」を%system%\infフォルダ内にコピーする。
2. 同様に、\VALUEADD\msft\net\netbeui内にある「nbf.sys」を%system%\system32\Driversフォルダ内にコピーする。
3. 「マイネットワーク」のプロパティより、使用する「ネットワーク接続」のプロパティを開き、「追加」にてプロトコルを指定、「Microsoft」社の提供するプロトコルに「NetBEUI」がある。
4. 「Netbf.inf」、「nbf.sys」を持っていない場合、ここ からファイルをダウンロードし実行すると、2つのファイルを取得できる。


[ブラウズマスターの禁止]

「マイネットワーク(もしくはネットワークコンピュータ)」を開くと、ネットワーク内に存在するコンピュータの一覧が表示される。通常、このエントリされているコンピュータ名は、Windowsサーバー(NT、2000Server、Server2003)にて把握しているのだが、ドメインサーバーがNTや2000Serverの時、まれにドメイン内にあるXPのPCがブラウズマスタになっており、これを放置しておくとそちらに接続しているPCは、サーバー側のリソースを使えない(逆もあり)という問題が発生する。これを、解消するにはブラウズマスタになることを抑制すればよい。

1. レジストリエディタ(REGEDIT)を起動し、
HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Service\Browser\Parameters内にある
MainteinServerListキーの値を「Auto」から「No」に変更、保存する。
2. 再起動する。

非ブラウザ(マスタブラウザ以外)のコンピュータは、起動から1,2,4,8,12分後にマスタブラウザへアナウンスを行い、以降12分ごとにアナウンスする。マスタブラウザは、受け取ったアナウンスを元にブラウズリストを作成し、要求のあった非ブラウザにリストを送る。また、マスタブラウザは、アナウンスが3回届かないとリストから該当するPCを削除する。これにより、電源を切ったハズのPCがマイネットワークの一覧に表示されるという現象が発生する。もっとも、前述した仕様により、最長でも36分後には一覧から消される。


[Windows起動時にNumLockをOnにする]

通常、BIOSで設定したり、終了時にNumLockしておけば、次回起動時にも有効なものだが、そうは問屋が卸さない時がある。レジストリの書き換えを行う。

1. レジストリエディタを起動し、
HKEY_USERS\.DEFAULT\Control Panel\Keyboard内にある
InitialKeyboardIndicatorsキーの値を「0」から「2」に変更する。
2. 再起動する。

[CD-ROMドライブの自動実行を無効にする]

Win95/98系だと、デバイスマネージャーより無効/有効の切替が可能であったが、Win2k/XPではグループポリシーエディタを変更して切替。 1. グループポリシーエディタ(GPEDIT.MSC)を起動し、
[コンピュータの構成] - [管理テンプレート] - [システム]の[自動再生機能をオフにする]を「有効」にする。
2. 再起動する。

[101レイアウトキーボードの右altキーを漢字キーに割り当てる]
1. %SYSTEM%\system32フォルダ内に「kbdax2.dll」ファイルのあることを確認する。
2. レジストリエディタより
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\i8042port\Parameters
を開く。
3. [LayerDriverJPN]に「kbdax2.dll」を
[OverrideKeyboardIdentifier]に「AX_105KEY」を
[OverrideKeyboardSubtype]に「1」を
[OverrideKeyboardType]に「7」をそれぞれ設定する。
4. その後、再起動する。

[ブルースクリーンのエラーコードを読みたいけどすぐに再起動してしまう]

上記のとおり、すぐに再起動してエラーコードが読めないといったとき、「セーフモードとコマンドプロンプト」が有効ならばレジストリエディタを起動して、自動起動を無効化する。

1. レジストリエディタより
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\CrushControl
を開く。
2. [AutoReboot]を「0」に変更する。
3. 電源OFFして、再起動する。

システムのプロパティの「詳細設定」-「起動と回復」の設定より、システムエラーの「自動的に再起動する」にチェックを入れるなり、外すなりする。


[Client/Server環境下でローカルユーザーにネットワークアカウントを反映させる]

多数のユーザーアカウントをそれぞれのローカルPCに設定する際、1アカウント毎登録していくのは、大変手間であるので各グループメンバーシップ毎にまとめて登録する。

1. 「コントロールパネル」の「ユーザーアカウント」にある「詳細設定」タブをクリックし、「ユーザー管理の詳細設定」を開く。
2. 表示されたウィンドウより「グループ」をクリックすると、ウィンドウの右側に各グループが表示される。
3. 該当するグループのプロパティを開き、「追加」ボタンをクリックするとアカウントの追加をまとめて行える。


[データ実行保護(DEP)を無効にする]

XPのSP2からデータ実行保護機能が働くようになっているが、これを無効にしてしまう。

1. システムのプロパティより「詳細設定」タブをクリックし、「起動と回復」の設定ボタンを押す。
2. 既定のオペレーティングシステムは通常、
"Microsoft Windows XP Professional" /fastdetect /NoExecute=OptIn
 と、なっているので「編集」ボタンをクリックし、
「/NoExecute=OptIn」を「/NoExecute=AlwaysOff」に変更する。
3. 再起動する。


[Windows2000において、IMEが替わるのを防ぐ]

IMEと言われる前のFEPの頃からATOKを使用していたので、MS-IMEに勝手に切り替われると困る。

1. レジストリエディタより
HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\CTF\
を開く。
2. キー0x00000411を丸ごと削除する。
3. 再起動する。


Windows98/Me 編


[ダイヤルアップネットワークのパスワードを保存できない]

1. 「*.pwl」を削除し、SafeModeで起動してみる。

2. それでダメなら、「ネットワーク」のプロパティを開き、「追加」にて「Microsoft ネットワーク クライアント」をインストールしてみる。
   すでにインストールされていたなら、削除し、再起動。その後に、再度「追加」してみる。


[スワップファイルを作成しない]

ハードディスクへのスワップを回避させる方法。注意として、128MBのメモリが必要。
1. 「msconfig」コマンドもしくは、テキストエディタにて\WINDOWS\SYSTEM.INIを開き、内容を編集できるようにする。
2. [386Enh]セクション内に
「ConservativeSwapfile Usage = 1」
の一文を追加する。


[ファイルキャッシュの作成]

ファイルキャッシュを適切に増やす。
1. 「msconfig」コマンドもしくは、テキストエディタにて\WINDOWS\SYSTEM.INIを開き、内容を編集できるようにする。
2. [Vcache]セクションにて
「MinFileCache = min」
「MaxFileCache = max」
の文を追加する。min,maxの数値は、搭載しているメモリに併せて適宜、変更する。以下、数値例。

物理メモリ容量
min
max
31MB以下
1024
4096
32MBから63MB
1024
12288
64MB以上
2048
20480


[ACPIを使用する]

ACPIによる電源の制御を有効にする。
・Windowsセットアップ時
Windowsをセットアップする時に、パラメータ「/p j」を渡す。つまりは、「setup.exe /p j」にてセットアップを開始する・
・APMにてセットアップ後
レジストリエディタ(regedit)にて
HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Detect内にてメニューバーの「編集」-「新規」-「文字列」にて
「ACPIOption」を作成し、「0000 01 00 00 00」をセットする。無効化するには「0000 02 00 00 00」に変更する。


[「Explorerが原因でshell32.dllにエラーが発生しました。Explorerは終了します。」と起動早々に表示された場合]

シェルも提供しているInternetExplorerがイっているので、これを再セットアップする必要があるので、以下のものを用意する。
IEセットアッププログラム、Win98もしくはMeで作成した起動ディスクなど

1. 起動ディスク等を利用してシステムを立ち上げ、テキストエディタにて\WINDOWS\SYSTEM.INIファイルを開く。
2. [Boot]セクションにある「shell = Explorer.exe」の文のExplorer.exeをProgman.exeに変更、保存する。
3. 再起動すると、Windows3.1の時代にお世話になったプログラムマネージャーのアイコンが出現するので、これを開き、「ファイル名を指定して実行」からInternetExplorerを再インストールする。
4. インストールが終了しシステムが再起動したら、名残惜しいがシェルをプログラムマネージャーからエクスプローラーに変更する。1の手順で、\ WINDOWS\SYSTEM.INIを開き変更した「shell = Progman.exe」を「shell = Explorer.exe」に変更、保存し再起動する。


[Excel2000/2002が起動しない](Win2k/XP含む)

Excelが起動しない、もしくはハングアップした状態になってしまう時、ファイルの一部が壊れている可能性があります。その際、「アプリケーションの追加と削除」を使用して、オフィスの機能削除もしくは、オフィスそのものを削除し、再度機能の追加なり、インストールなりを行うのが通常の手段ですが、それでも改善されない時は以下の手順で、チェック。

1. 「ファイル名を指定して実行」にて、「Excel.exe△/s」にてセーフモードで起動してみる。起動できれば、以下の手順(だめならgoogle.jp)。
2. 「*.xlb」のファイルを探し、どこかに他の場所に移動し、起動してみる。起動できれば、移動させたファイルを削除して可。
3. 「XLStart」フォルダを探して、どこかに他の場所に移動し、起動してみる。起動できれば、移動させたフォルダを削除して可。


[Excel2000/2002で作成したワークシートが開かない](Win2k/XP含む)

EXCELで作成されたワークシートが開かない。MIMEの設定は、有っているのに…。DDEからのリンクを無視されている可能性があります。

1. Excelを起動し、「ツール」 - 「オプション」を開き「全般」タブをクリックする。
2. 往々にして「ほかのアプリケーションを無視する」にチェックが入っているので、これを外す。
3. 念のために再起動しておくのも良い。